iPod nano 7thが音飛びする件
頻度としては使用累積1時間に一回ぐらいでしょうか。正確には音飛びではなく、曲の途中で突然別の曲に切り替わる、しかも切り替わった先が曲の初めからとは限らず、曲の途中から始まることもある、という症状です。3日ほど前、1~2秒の間に数回連続して起こったときには、正直壊れたと思いました。歴代のiPodで見られる現象のようで。データアクセスに機械的な部分は全くないのに、なんで発生するのか。2ヶ月ぐらい前、何かのカードの溜まったポイントでもらったものなので、あまり怒る気にもなりません。むしろ面白いので、そのまま使っています。ただ、付属している純正イヤフォンは耳にフィットせず、音もスカスカなので、MD時代(iPodを入手するまでMDプレーヤ使っていました!)から愛用しているオーディオテクニカ製(ATH-CKM500)を使っています。
もし買ったものだったら、やっぱり気分悪いかなあ。価格.comでは¥13,000以上。イヤフォン別買いで¥20,000近く支払って、不具合でたら怒るかもしれない。ちなみに、デジタルウォークマンでは、そういうことはないそうです(娘談)。さすが腐ってもソニー(腐ってないか)、基本的な部分はしっかりしております。
いろいろ楽しませてくれるな、Apple。
AirMac Extreme/AirMac Time Capsule
本当は、WWDCで発表された高価な卓上ゴミ箱(Mac Pro)と一緒にdisってやろうと思いつつ、中身も気になっていたので、日経エレクトロニクスあたりの解体記事を期待していたら、iFixitがもうやっていて、驚愕の(^^;)事実が判明した件;
AirMac Extremeの解体記事;
http://www.ifixit.com/Teardown/AirPort+Extreme+A1521+Teardown/15044/1
http://www.ifixit.com/Teardown/AirPort+Time+Capsule+A1470+%28Mini!%29+Teardown/15067/1
#ちなみに、マイナビニュース含む複数メディアがサイズを"W98×H168×D9mm"と発表。他所からコピペするんじゃなくて、ちゃんとソースを辿ろうぜ。Appleのサイトでもちゃんと情報だしているんだから。そもそも幅と奥行きが同寸であることは、写真を見ればわかろうもの。いまだに訂正もせず、呆れ返るのでリンク貼っておきます。
http://news.mynavi.jp/news/2013/06/12/240/index.html
形状から、HDDは底面の対角線上に縦置き、アンテナは上蓋付近であることは予想がついたものの、驚いたのはファン付きだったこと。放熱フィンまでついていますが、これは通信回路用か。これまで放熱に関しては手抜きともいえるApple製品でしたが、今回は、比較的余裕のある設計でもあり、かなりきちんとやったなと思います。まあ、そのために、ちょっとAppleらしからぬ見た目だとも思いますが。11acも、周辺機器が揃えば面白くなるでしょう。これで2ドライブでRAIDありだったら次回買い替え時の選択肢の有力候補となるのですが、それは無理か。
と、disるつもりが褒めてしまったので、せっかくだからdisっておきます(^^)
有線ポートがなぜGigabit EtherとUSB2.0だけなのでしょうか。力を入れたいThunderboltをつければいいのに。それが無理ならせめてUSB3.0とか。てんこ盛りのMac Proとはひどい違いです。11acが実力1Gbpsぐらい出そうなので、有線はそれ以上をと思うのは私だけ?
ファンはExtremeにも付いていることから、通信回路用かな。それほど11acの発熱が凄まじいのでしょうか。こういう、まだこなれていない技術を躊躇なく使うところと、有線ポートのコンサバさと、どちらが本当のAppleの姿でしょうか。まあ、こういう中途半端さが、まさしくAppleなのかもしれません。
TimeMachineのトラブル
一週間ほど前、娘がMBPを見てほしいと持ってきました。見ると、TimeMachineのデータ保存先に接続できないとのメッセージ。保存先にはNAS(TS-212)を設定しているはずで、NASもちゃんと稼働しています。NASお守り役のWin7からはNASの正常動作が確認できますし、MBPからインターネットも利用できるので、NASもネットワークにも全く問題がない。
最初のうちはTimeMachineからNASへの接続を試みるも、全く受け付けないので、NAS側でパスワードを変えてみたりしていたのですが、よく見るとユーザ名が娘の名前になっている(しかも漢字)。TS-212の場合、TimeMachine機能への接続は”TimeMachine”というユーザ名と決められており、最初にTimeMachineを設定した時にそうしていたはず(実際それまでTimeMachine機能は有効に働いていたのですから)。娘に聞いてもTimeMachineには一切触れていないとのことで、原因がよくわからないまま、再設定して一旦は収まったのです。
しかし、一昨日になって再び同じ症状になりました。見ると、やはりユーザ名が娘の名前に。MBPで娘の名前を入力したのは、MBPの初期設定の時(これはApple Storeで言われるがままの作業をした時)入力しました。Appleお勧めのTimeCapsuleとかを使うと、ユーザ名は自動的にそのMacのユーザ名となるのでしょうか。まあそうだとしても、TimeMachine設定の時のユーザ名を保持せず、勝手に変わってしまというのがよくわかりません。原因は未だ不明ですが、標準の設定を使いたくないという理由で TimeMachineEditorを導入して、本家のTimeMachineは切った状態で運用していたのですが、それをTimeMachineでの設定に戻しました。これで問題が再発するようだったら、ちょっとお手上げです。(今のところ大丈夫そう)
ところで、TS-212のTimeMachineのファイル名は”「娘の名前」 の MacBook Pro.sparsebundle”(「の」の前後に半角スペース)となっています。こういうところで全角文字を使うというのは、いざというとき(例えばバックアップ先のHDDが瀕死状態の時)データ復旧するのに困ることはないのでしょうか。Appleは絶対そんなことはないと自信があるのでしょうか。
ちょっとUNIXやWinとの文化の違いを感じました。
LMMSチューニング
音叉買いました。
Planet Waves Tuning Fork /A=440Hz ¥1,380
アマゾンで注文したのですが、滋賀のサンクスという会社から送られてきました。ご丁寧にお礼状までつけて。
目的は、年を取って衰えた音感を鍛えなおすためと、LMMSの音程が結構違っているのが気になって。
何かファイルを開かないとピアノが出てこないので、先日作成した"Jesus bleibet meine Freud"を開きます。
ツールバーにあるマスターピッチで調整します。しかし、このピッチ、半音づつしか変えられないようです。マウスホイールでも動かせるので、音叉とピアノの音を聴き比べて慎重に動かします。私の環境では3半音=1.5音下げる必要がありました。まだ完全にチューニングできている状態ではありませんが、これ以上どうしようもないので、これでセーブ。
またLMMSを立ち上げると、
また元に戻ってしまいます。"Jesus bleibet meine Freud"を開けばチューニングした状態になっている・・・
ゲゲっ、ファイルを作るたびにチューニングしなきゃいけないのか!?
一体、LMMSの中ではどうやって音程を決めているのでしょう?
知っている方、教えてください(ToT)
対韓国貿易収支
昨今、とくにITや家電関連では韓国勢の攻勢に日本企業が追い詰められている云々といったニュースをよく目にします。確かに、Samsung製スマホのCMは一日に何度も見ますし、液晶テレビも店頭でSamsungやLG製品を見ることはあたりまえになりました。秋葉原に行けば、PCパーツの大部分は韓国や台湾製(私もお世話になってます)。この分野では日本製品の方がむしろ珍しいです。こんな光景を目にすれば、日本は韓国のいいお客さんになっているなと感じるものです
で、こういう状況を気に入らない嫌韓の人たちの一部は、あからさまな差別用語まで使って、口汚く韓国製品を罵るわけですが。
でも、貿易の状況はちょっと違います。
http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/2013/201304d.xml#pg2
4月の対韓国貿易収支は2476億円の黒字です。でも、これって単に円安基調になって輸出しやすくなったってことじゃないの? ふむふむ、では昨年度一年間では;
http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/2012/201228f.xml#pg2
これも1兆7千億の黒字です。
もっと遡りましょうか。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/korea/pdfs/keizai.pdf
こちらよりコピペさせていただいて、
つまり、長きにわたって韓国は、日本にとっての良いお客さんなのです。
やっぱりお客さんは大切にしないといけないな、と思う今日この頃。
LMMS 0.4.14
LMMS (Linux MultiMedia Studio)を使い始めました。
以下からダウンロード。
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_lmms/releases/
最初はCentOSにしようと思ったのですが、なかなかうまくいかないので、Win7にインストールしました。
しかしすごいですね。これがフリーソフトですか。
本当にただで使っていいのかな。
はっきり言って、機能をすべてマスターするだけで一年くらいかかりそうです。
とりあえず、バッハの'Jesu bleibet meine Freude'をピアノロールでおこすところから始めています。
いや、しかし疲れます(^^;)
TS-212購入を検討中の方へ
こんな泡沫ブログに「TS-212」検索で来られる方もおられるようなので。
購入はご自身の判断でというのは言わずもがなですが、個人的な経験では買って損はない製品だと思います。
ただ、入れるHDDには多少気を使われたほうがよいでしょう。ネットの情報では、相性のような症状が出る場合もあるようです。QNAPのHPに推奨HDDのリストがあるので、購入前に必ず目を通しておいたほうがいいです。
http://www.qnap.com/jp/index.php?lang=jp&sn=699&c=328&sc=601&t=610&n=3676&g=4&gc=124
リストに無ければダメというわけではありませんが、やはり動作確認されているものにした方が無難です。また、リストに記載されていても、いろいろ付帯条件があるものがあります。もちろん付帯条件無しのものがお勧めです。リストには日立やSamsungも含まれるなど、情報が古いので、必ずしも型番ズバリのものは手に入らないかもしれませんが、その場合は、同じシリーズ、もしくはその後継機種を選択することをお勧めします。
で、リストアップされているものであれば、後は容量と懐具合で決められれば良いかと思います。SATAⅢとかⅡとかは、あまりこだわるポイントではないで す。これはTS-212に限った話ではありませんが、PC本体内蔵のHDDとは違い、一般的な簡易NASの読み書きはシーケンシャルでもカタログ値で 100MBps=800Mbps程度、実使用条件では50MBps=400Mbps程度です。ランダムアクセスだと更に桁がひとつ下がります。つまり SATAⅢ(6Gbps)でもⅡ(3Gbps)でも、有り体に言えば宝の持ち腐れということです。
ちなみに我が家でのパフォーマンス;
構成:Win7デスクトップ-5e 1mーCG3000D(ルータ)-5e 1mーTS-212
左 中央 右
Win7 Cドライブ Win7 Dドライブ TS-212 (Zドライブ)
PX-256M5Pro WD20EARX Sequential r 99.8 MB/s
Serial ATA 6Gb/s Serial ATA 6Gb/s Sequential w 66.2 MB/s
Sequential r 540 MB/s Buffer - Host 6Gb/s (内蔵ドライブ)
Sequential w 460 MB/s Drive - Host 125MB/s WD30EFRX
Serial ATA 6Gb/s
Buffer - Host 6 Gb/s
CドライブはSSDなので、これぐらいはありかなと思います。Dドライブはパーティションを切って最初の方をCentOS用にしているので、その影響が出ているようです。TS-212ではSATAⅢはおろか、Ⅱほどのスピードも出ていません。
それから、RAID1で運用するなら、グレードもあまり気にしなくていいと思います。リストには”Enterprise”とか”Desktop”とか書いてありますが、意味は無いです。例えば私はWDのRedを使っていますが、別にBlueでもOKだと思います。MTBF=100万時間であろうとも壊れるときは1週間で壊れる。HDDはそういうものだと言う人は多いですし、私自身の経験からもそのとおりだと思います。もっともリストアップされているものは、グレードが下といってもそれなりのレベルですので、やはり価格もそれなりになってしまうのですが。
RAIDとは"Redundant Arrays of Inexpensive Disks"、つまり信頼性の低い安価なHDDでも冗長性を持たせることによって信頼性を高められるというものです。この ”Inexpensive”がキーワードだと思うのですよね。安価な複数のHDDをRAIDで運用することにより、高価な1台のHDD以上の信頼性を持たせることになるわけです。私がRAID用HDDの品質をあまり気にする必要はないといっているのはこのためです。
ただし、RAID1(ミラーリング:2台以上のHDDに同じ内容を記録すること)で運用されることをお勧めします。そして、RAID0(ストライピング:1つのデータを分割し2台以上のHDDに対し同時並行で読み書きを行うことで処理速度を向上させること)やJBOD("Just a Bunch Of Disks":2台以上のHDDを論理的に結合し一つの大容量ドライブとすること)での運用は避けること、これは強く推奨します。そもそもRAID0やJBODは”Redundant”なところは全くないですしね。そんなことをやるぐらいなら、欲しいスペックのHDDをPC内蔵したほうがはるかにマシです。RAID0よりSATAⅢを内蔵した方が速いですし、JBODにしなくても、今なら4TBのHDDが手に入ります。そして何より重要なのは、その方がRAID0やJBODより信頼性が高いということです。
RAIDには他にも5、6、10、01等々ありますが、興味があれば勉強されればよいでしょう。個人利用にはRAID1だけ知っていれば十分だと思います。それに2ドライブのTS-212なら実質RAIDといえるモードは1しかありません。
Adminから、ディスク管理>ボリューム管理と進めば、以下の画面;
単一ボリューム、RAID0、JBOD等の選択肢がありますが、ここは迷わずRAID1を選びます。あとは定期的にS.M.A.R.T.情報を見に行って、
着目点は、Read_Error_RateやSeek_Error_Rateあたり、おかしな挙動が現れていたら恐らくXデー間近ですから、同じ容量のHDD2台を買いに行く、という対応で運用していけば、長期間大事なファイルを失うことなく過ごすことができるでしょう。
蛇足かもしれませんが、TS-212はあくまで家庭用(NASが1~2日動かなくても大丈夫・データ喪失しても「残念」で済ませられる)としてお使いください。業務用としてはお勧めしません。業務用ならホットスワップ対応+モニター端子付き、出来ればラックマウント型で、無停電電源と組み合わせての運用をお勧めします。